イー・ガーディアンは3月21日、東京麻布に展開するオペレーションセンターを新宿に移転し、新たに「イノベーションセンター」としてサービス提供を開始すると発表した。
同社は、投稿監視、風評調査、ソーシャルリスニング事業を行う総合ネットセキュリティ企業。ゲームサポートやアド・プロセス、子会社化のHASHコンサルティングとの連携によるサイバーセキュリティ分野まで幅広く提案している。センターはグループで5都市9拠点を保有している。
これまでも東京オペレーションセンターでは、マッチングサイトなどの本人認証業務や広告審査代行など、幅広いコンテンツの確認や審査業務を専門部隊で実施してきた。今回、2016年12月より提供しているキュレーションメディアを中心とした記事や写真の薬機法・著作権の確認サービス、また、2017年1月より提供しているビットコイン本人確認サービスをはじめとしたさまざまなコンテンツ審査のニーズの高まりを受け、センターの拡充を伴う移転が決定した。
移転後の新宿拠点では、これまでの本人認証業務、審査代行業務に加えて、新たにブロックチェーン技術を用いた広告配信検証のサービス開発、不正対策などの研究部隊を新設することで、先端分野で発生するデジタルリスクの研究も実施していく。