大塚商会は、3次元CADソフトSOLIDWORKSの最新バージョン「SOLIDWORKS 2017」対応スクールを、2017年4月より全国で順次開催する。
同講習は、SOLIDWORKS2017の実機を使って3次元モデリングの基礎を学習し、基本操作を学ぶもの。部品、アセンブリ、図面の基本や、独学では取りこぼしがちなショートカットなどについても説明される。同講習では、 部品作成手順を理解し設計意図を考慮した、編集しやすい部品の作成や部品のエラー修復ができることや、部品やアセンブリを図面化し、寸法や注記を追加できること、部品の組み上げ・干渉チェック・分解図作成ができること、が到達目標として設定されている。対象者は、SOLIDWORKSを初めて使用する人、自己流の操作に不安のある人や効率の良い操作方法を知りたい人で、Windowsの基本操作(マウス操作やキーボード入力)ができることが受講の前提条件となる。
詳しい学習内容としては、「SOLIDWORKSの基本とユーザーインターフェイス」、「スケッチの基本」、「基本的な部品作成」、「対称と抜き勾配」、「パターン化」、「回転フィーチャー」、「シェルとリブ」、「編集:修復」、「編集:設計変更」、「コンフィギュレーション」、「グローバル変数と関係式」、「図面の使用」、「ボトムアップアセンブリの作成」、「アセンブリの使用」が挙げられている。また、初心者向けの基礎コースのほか高度なモデリングテクニックを学ぶ応用コースも随時、最新バージョンに更新予定ということだ。
会場は東京・名古屋・大阪・広島・福岡が予定されており、コース料金は4日間で20万円(税別)、事前予約制。なお、3人でコースを受講する「SOLIDWORKS 基礎 ボリュームパック」は51万円(通常60万円)、1人で基礎と対象の応用の2コースを受講する「SOLIDWORKS 基礎+各応用 バリューパック」は25万5,000円(通常30万円)となる(いずれも税別)。開催スケジュール・コース詳細・申し込みなどは同社の講座紹介ページを参照。また、同社の運営するCADjapan.comにて、250項目におよぶ機能強化・改善が行われたSOLIDWORKS 2017について、何がどう変わったかが解説されているということだ。