ソフトウェアの脆弱性を狙う攻撃の増加傾向などセキュリティを取り巻く環境は一向に落ち着く気配がない。セキュリティ運用の負担は、従業員の数だけ増えていくのが現状だ。

エヌ・ティ・ティ ネオメイトが展開するクラウド型サービス「AQStage仮想デスクトップ」は、NTTグループ各社での運用を含む累計52,000台の運用実績を持つ。同社のデータセンター内で動作する従業員のデスクトップ環境をネットワークを通じた画面データの操作で提供する仮想デスクトップの形態を採り、データを端末に残さないセキュアな運用や在宅勤務などワークスタイルに応じた環境も提供できる。

同社は15日、シリーズ新プランとして外部からの高度なサイバー攻撃への対策と運用までをサポートする「AQStage 仮想デスクトップ」マネージドセキュアプランの提供を開始した。

「AQStage 仮想デスクトップ」マネージドセキュアプランにおける3つのセキュリティフェーズ

プラン導入後運用負担軽減を図れる範囲

新プランではWindows OSやアプリケーションの確実なパッチ管理、利用アプリケーションのホワイトリスト化など仮想デスクトップで実現するガバナンスに加え、振る舞い検知やシグネチャベースのマルウェア防御、VMware NSXマイクロセグメンテーションによる攻撃影響範囲の極小化という3つのフェーズでよりセキュアな環境を提供。加えて、ポリシー設定やバージョンアップ、ログ調査対応といったセキュリティ関連の運用も拡充。管理者の運用作業負担の軽減にも貢献する。