Malwarebytesは3月8日(米国時間)、「Mac security facts and fallacies - Malwarebytes Labs|Malwarebytes Labs」において、Macが十分なセキュリティ機能を備えており、別途セキュリティソフトウェアをインストールする必要がないというのは誤解だと伝えた。Macユーザーもセキュリティソフトウェアを導入するなどして、迷惑なソフトウェアやマルウェアに対処するほうがよいと指摘している。
MacはWindowsに比べ、サイバー攻撃の対象やマルウェアの感染対象となることが少ないと言われている。その理由について、Malwarebytesは「Macのセキュリティ機能が優れているからとされてきたが、そこにはいくつか誤解がある」と説明。セキュリティ機能の改善を続けてきたWindowsはすでにMacと同レベルの機能を提供しており、どちらがセキュアであるとは言えないとしている。
また、Macがデフォルトで提供しているセキュリティ機能によって特定のマルウェアを検出することは可能であるものの、すべてを検出できるわけではないと指摘。Macにおいてもセキュリティ・ソフトウェアを併用するなどして、安全性を確保することを推奨している。