MetaMoJiは3月14日、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」のアップデート版を発表し、同日より提供開始した。

MetaMoJi ClassRoomは、子どもの成長や授業内容にあわせ、幅広く対応できる、リアルタイム授業支援アプリ。教師の端末から生徒全員の書き込み、回答状況をリアルタイムで一覧表示する機能、特定の生徒へのアドバイス・比較を表示する機能、生徒の回答の一覧印刷・PDFを出力する機能などを備えている。

新版では、生徒が教材を配付できる機能を追加

今回のアップデートでは、生徒同士で採点し合う機能や、生徒が教材を配付できる機能、音声を録音・再生できる機能などを追加した。また、ペンのプリセットを学校利用に適したものに改善したほか、現在のペンで容易に図形が描ける「図形描画モード」を追加した。

さらに、学習にふさわしくないWebサイトへのアクセスを抑制できるほか、カメラやアルバムからの教材の取り込みや、モニタリング時に生徒名を隠せる機能を追加した。

提供形態は、MetaMoJiクラウドを利用する「クラウド版」と、学校内にサーバを設置する「オンプレミス版」の2種類を用意。クラウド版の初期導入費は10万円、利用料は年額7万2000円(20ユーザー)。オンプレミスの価格は個別見積もり。(いずれも税別)