メソッドは、企業向け風評対策システム「SWAG for Business」を3月7日よりリリースしたと発表した。
近年、ブログ、twitter、2chなど、ソーシャルメディアの発達に伴い、一般生活者による書き込みによって、企業の風評被害が発生するケースが増加している。企業側の対策としては、監視や書き込み発見時の対応などが挙げられるが、弁護士などの専門家に毎度依頼する必要があった。
また、ソーシャルメディア上でネガティブな書き込みに火が付くと、次々と書き込みが増えていく性質があるため、全ての書き込みに対応することは難しいという問題や、対策業者の削除代行業務が弁護士法違反であるという問題も存在した。
今回、提供を開始する企業向け風評対策システム「SWAG for Business」は、定額料金で風評監視から、対策までを自社内で取り組めるようになるサービス。
従来は、監視ツールだけで相応の費用がかかり、毎度対策にも別途費用が必要だった。しかし、同製品では月々のランニングコストを抑えるとともに、自社で対策に取り組めるようにすることで、ネガティブな書き込みの監視・対策の低コスト化をはかっている。
また、同社では、従来型の自然言語処理技術、および近年急速に発展しているディープラーニングの双方を用いた自然言語処理を利用したシステム開発を行っている。
MeCabエンジンやNeologd(辞書)を使用して形態素解析した大量の文章データを時系列の関係性を重視し、文脈を考慮したシステム構築で正確なネガポジ判断ができる。さらに、時代背景から生まれる新しいネガティブワードも検知する。
ネガティブな書き込みが発生した場合は、メールアラートにより即座に報告するため、炎上が起きる前に対策を検討が可能になる。
提供価格(税別)は、月額28万円。対応サイトは、2ちゃんねる、知恵袋、twitter、爆サイ、アメブロ、FC2ブログなど。