The Mozilla Foundation

Mozillaは3月7日(米国時間)、「Lots new in Firefox, including "game-changing" support for WebAssembly - The Mozilla Blog」においFirefoxの最新版「Firefox 52」の新機能について伝えた。Firefox 52ですべき点は主要ブラウザとしては初めてWebAssemblyをサポートしたこと。これまで高速化に限界があったWebアプリケーションのさらなる高速化が可能になるものとして注目される。

そのほか、Firefox 52ではキャプティブポータル機能が強化されている。ホテルなどで提供されているWi-Fiに接続する場合、ホテル側が提供しているログインページからログインする必要があるケースが多い、それに気がつかないと、いつまでたってもインターネットを利用できないという状況が続くことになる。Firefox 52ではこの状況を検出する機能を提供しており、キャプティブポータルからのログインが必要な場合にはユーザーにログインを促すようになる。

さらに、セキュリティ機能も強化されており、暗号化技術が利用されていないページでパスワードを入力しようとすると警告が表示されるようになった。Firefoxはマルチコア/プロセッサ対応機能がリリース版に取り込まれてからシェアが増加に転じており、今後の動向が注目される。