グレープシティは3月8日、Salesforceのデータをバーコード化できる「GrapeCity Barcode for Salesforce」が、テラスカイが開発・販売するSalesforce用画面開発ツール「SkyVisualEditor」に対応したと発表した。

テラスカイが提供するSkyVisualEditorは、ノンプログラミングでSalesforceの画面やSalesforceアプリを作成できるプラットフォーム。業務に合わせてSalesforceのデータ編集画面や参照画面を作成できることことから数多くの企業が導入しているという。

一方、グレープシティが提供するGrapeCity Barcode for Salesforceは、Salesforce上のデータをバーコード化できるコンポーネント。QRコードやGS1データバー、郵便バーコード、JANコード、ITFなど国内外の標準規格のシンボルをサポートしている。標準月額利用料は1ユーザー900円(税別)。従来はセールスフォース・ドットコムが提供する標準のフレームワーク「Visualforce/Lightning」のみの対応だったが、今回のバージョンアップによりSkyVisualEditor上でも利用が可能となった。

これにより、SkyVisualEditor上で作成した画面やアプリの中にさまざまなバーコードを組み込むことが可能になる。例えば、SkyVisualEditorで作成した請求書や納品書といったPDF帳票にSalesforce上の顧客IDや案件IDを動的にバーコード化して印刷したり、住所情報から郵便バーコードを生成して郵送用伝票に印刷し、郵送料を節約したりするといった使い方が期待できる。