リコー電子デバイスは3月7日、IoT/ウェアラブル機器向けに低消費電流ボルテージレギュレータIC「RP118シリーズ」を発売することを発表した。

同シリーズは、無負荷時の消費電流を0.2μA、待機時電流を0.002μAに抑えることでバッテリーの長時間駆動を可能とした電源IC。出力電流は100mA、出力電圧は1.2V~3.6Vにおいて0.1Vステップで選択でき、高速モードと低消費モードの2つの動作モードを自動で切り替えることが可能となっている。

また、DFN(PLP)1010-4、WLCSP-4-P8の小型パッケージを採用したことにより高密度実装が可能となっており、サンプルは1000個購入時の参考価格で100円(税別)、DFN(PLP)1010-4での提供はすでに開始しているが、WLCSP-4-P8は4月、SOT23-5は7月の出荷をそれぞれ予定している。

RP118シリーズのパッケージ外観。左からSOT23-5、DFN(PLP)1010-4、WLCSP-4-P8