Microsoft Skype Teamはこのほど、「The Skype for Linux Beta version 5.0 is now available for download - Skype Blog」において、数カ月前に発表したSkype for Linuxのアルファ版をベースとした開発が進み、次の段階となる「Skype for Linux」のベータ版を公開するに至ったと伝えた。この数カ月の間にユーザーからの要望を取り込んだほか、性能の改善やバグの修正なども実施したとしている。
Skype for Linuxのベータ版において、特に注目される変更点は次のとおり。
- Skypeクレジットを使った携帯電話や固定電話への発信や、Android、iOS、Windows、Macなどで動作している最新版Skypeとの1対1ビデオ通話に対応
- ほかのデスクトップ版Skypeからの共有スクリーンを閲覧する機能をサポート(デスクトップ版SkypeはWindows版7.33+およびMac版7.46+に対応)
- Unityランチャーに未読数表示を追加、オンラインコンタクトリストにAwayおよびDo Not Disturbステータスを追加
SkypeはWindows、Mac、Android、iOSで動作することから、複数の人と利用するコミュニケーション・ツールとして利用しやすい。Linux版が正式版として登場した場合、モバイルプラットフォームおよびデスクトッププラットフォームのかなりの割合をカバーすることになる。