ドリーム・アーツとネクスウェイは3月6日、「GLOBAL WORK」を展開するアダストリアが、多店舗チェーン運営を支援するというクラウド・サービスである「Shopらん(ショップラン)」を導入したと発表した。

2016年9月から導入を始め、2017年1月時点で190店舗において利用しているという。

コミュニケーションのイメージ

同サービス導入以前の同チェーンでは、本部から店舗へ毎月240件以上の業務指示メールが飛び交い、店舗スタッフはバックヤード業務に多くの時間を費やしていたという。サービスの導入後は、本部・店舗スタッフ全員が同サービス上で、その日にすべき業務を可視化できるようになったほか、アダストリアにおいて、間接部門からの情報発信の見直しや、メールなどのツールから同サービスへ切り替え集約することで、店舗への業務指示メールの減少に加えて、店舗スタッフの店頭滞在時間を増やすことができたという。

今後、ドリーム・アーツとネクスウェイは、メール文化によって生じていた弊害を減らし、店舗スタッフの店頭滞在時間をより拡大することで、サービス向上を追求していくとしている。

両社は今後、アダストリアを始めとする多店舗チェーン運営をする企業の要望や利用ノウハウ、成功事例を、クラウドならではの頻繁なバージョンアップでサービスに反映することで、店舗オペレーションを革新するベスト・プラクティスを提供していくとしている。