D2Cは、デジタルを活用したマーケティングコミュニケーションの事例を国内外から募集し、その秀逸な施策を企画・実施したチームを称え世の中に発信する、総合的なデジタルマーケティングの広告賞である「コードアワード2017」を開催する。応募期間は3月22日~5月8日午前9:59。
「コードアワード」は、2002年より開催されてきた「モバイル広告大賞」を前身とし、2014年よりその対象をデジタル全域へと拡大させた、総合デジタル広告・マーケティングのアワード。デジタル・マーケティングの「いま」を刻み「未来」を拓くアワードとして、より多くの秀逸な作品を顕彰し、デジタルを活用した広告コミュニケーションおよび、デジタル・マーケティングの活用事例を発信していく。同アワードのオフィシャルサイトは、今年から英語対応されるなど、アジアを中心とした海外からの作品募集も積極的に受け付けているという。
4年目となる今回の開催は、一昨年に審査員長を務め、数々の広告賞の審査員を歴任するPARTYのクリエイティブディレクターである伊藤直樹氏が審査員長に就任。他にも、Rhizomatiksの齋藤精一氏やアビームコンサルティングの本間充氏など3名の審査員を新たに迎え、クリエーティブ、テクノロジー、マーケティングなど国内外のスペシャリスト計8名による審査が行われる。
選考対象は、日本国内外にて2016年4月1日~2017年3月31日の期間に実施・開始された、企業・ブランド・自治体などが提供する商品やサービスなどのデジタルを活用したマーケティングコミュニケーション施策を広く対象とし、デバイスや施策の規模に関係なく、その手法やアイデア、成果などが評価される。
応募作品を通して最も優れた作品と評価された1作品に授与される「グランプリ」のほか、これまでになかった新たなビジネスモデルやプロダクト/サービスの付加価値を創造した施策、また画期的な手法を用いたマーケティングコミュニケーション施策に贈られる「ベスト・イノベーション」、デザイン性・実装力・ユーザビリティなどを総合した技術力が伴った施策に贈られる「ベスト・クラフト」、クライアントのビジネス課題や社会課題を解決したり、際立った成果(売上貢献、ブランディングなど)を残したマーケティングコミュニケーション施策に贈られる「ベスト・イフェクティブ」、キャンペーン・プロモーションの企画設計や企画アイデアに関して、そのインパクトやおもしろさ、斬新性などが目立つ施策に贈られる「ベスト・キャンペーン」、デジタルメディアやデジタル広告を有効活用した斬新なプロモーションや、デジタルを活用して今までメディア化されていなかったものをメディアとして活用した施策に贈られる「ベスト・ユース・オブ・メディア」の5賞(ベスト1作品、グッド1~2作品を各賞選出)が予定されている。
ただし、審査員の判断によって、上記の視点以外に際立った要素がある場合は特別賞に値する賞を新設し、審査の結果、該当作品なしとする場合もあるということだ。また、一次審査を通過し最終審査に残った全作品を対象に、コードアワードオフィシャルサイト上にて一般投票を行い、最も投票数が多かった施策に対して「パブリックベスト」賞が贈られる。
今後の予定としては、一般投票が6月12日~6月18日の間に行われ、各賞の優秀作品および「グランプリ」の発表は7月中旬、贈賞式は8月上旬の予定。なお、応募は、広告主・広告会社・制作会社のどこからでも可能だが、応募の際には必ず作品権利者(広告主含む)への許諾が必要となる。