双日システムズは2月27日、CData Software Japan(CData)が提供するデータ接続・連携ソリューション「CData ODBC Drivers」および、データベースからREST APIを自動生成するサーバツール「CData API Server」が、双日システムズのノンコーディングEAIクラウドサービス「PolarisGate」と連携開始したと発表した。
双日システムズが提供する「PolarisGate」は、月額3万円から利用でき、ERPやCRMなどの各種アプリケーションとの連携モジュールを標準装備した、ノンコーディングが特徴のEAIクラウドサービス。データ連携に関するプログラム開発が不要になるというEAIツールの特徴に加え、クラウドサービス化することで基盤の選定や構築が不要になり、ビジネススピードを大幅に加速することが可能になる。
CDataが提供する「CData ODBC Drivers」は、標準ODBCを通じてSaaSアプリケーション、DB、Web APIのリアルタイムデータに直接接続するソフトウェア。また、「CData API Server」は、リレーショナルデータベースを接続するだけで、REST APIを公開できるサーバツール。
従来のアプリケーション接続は、それぞれのREST APIについて理解をした技術者がインテグレーションを行なう必要があったが、今回の連携により、アプリケーションのREST APIについての知識がなくても接続を行なうことが可能になった。
また、CData API Serverを用いることで、クライアントサーバ型やスタンドアロン型のAPIを実装していないアプリケーションにおいても、REST APIでのデータ連携が可能。ユーザごとに権限を設定してのAuthトークン発行や、APIの利用状況やログも管理できるため、セキュアなシステム間連携を行なうことが可能になる。
さらに、CData ODBC Drivers、PolarisGateのいずれもSaaSで提供するため、専用のサーバや運用監視者は不要。PolarisGateを用いることで、CData ODBC Driversや、CData API Serverで接続をしたアプリケーションのデータを制御することが可能となる。インターバル処理やバッチ処理といったタイマー制御や、データの読み替え、フィルタリング、計算処理といったデータの加工を行なうことで、シームレスなアプリ間データ連携を実現する。