凸版印刷は2月23日、電子チラシサービス「Shufoo!(以下、シュフー)」において、講談社販売するパートワーク「コミュニケーション・ロボット 週刊 鉄腕アトムを作ろう!」で完成する家庭用二足歩行コミュニケーション・ロボット「ATOM」に、小売流通企業のチラシ情報を提供することを発表した。
「コミュニケーション・ロボット 週刊 鉄腕アトムを作ろう!」は、手塚治虫生誕90周年記念企画として販売される、友だちになれる家庭用二足歩行コミュニケーション・ロボット「ATOM」を組み立てるパートワークで、2017年4月4日に創刊される。
ATOMは、最新鋭のAIを搭載し、話しかけるほど会話力が成長するほか、頭部のカメラで人を見分けることも可能。エンターテインメント機能も満載し、胸に搭載したタッチパネルディスプレイで絵本やYouTubeの動画を楽しむことができる。加えて、鉄腕アトムのアニメやコミックスもスマホやタブレットと連携させて楽しめるという。
「コミュニケーション・ロボット 週刊 鉄腕アトムを作ろう!」イメージ |
コミュニケーション・ロボット「ATOM」 |
凸版印刷は今回、シュフーの買い物コンテンツとATOMの連携を実現。これにより、ATOMが近所のスーパーなど特定業種のお得情報を毎日通知してくれる。実際のチラシを閲覧する場合はスマホに情報を送信することも可能だ。
同社では今後、チラシなどの買い物情報だけでなく、自治体の地域情報など生活に必要なコンテンツを幅広く提供し、情報提供の場を拡大。「Shufoo!」では今後増えることが想定される様々な家庭用ロボットに向けて、買い物情報を中心としたコンテンツを提供できるようにサービスの開発に取り組んでいくという。