三井情報(MKI)は2月23日、インドのテックマヒンドラリミテッド(TechM)と共同で、SAP製ERPに関するグローバル保守・運用サービスの提供を開始した。併せて、三井物産に対する同サービスの契約を締結した。
クラウドの台頭、IoTやAIといったIT技術やサービスが企業経営に大きく影響を及ぼす昨今、グローバルに事業を展開する企業において、世界規模でシステムを開発し、効率・効果的に保守・運用を行うニーズが急速に高まりつつあるよいう。
今回、MKIはTechMと共同でグローバル規模のシステムの保守・運用サービスを開始した。TechMが契約する大手グローバル企業では年間の保守・運用コストが3分の1以下となった例もあり、MKIの持つ保守・運用ノウハウとの融合を進め、高品質かつコスト競争力のあるサービスを提供していく。
なお、MKIの親会社である三井物産と、TechMの属するマヒンドラグループとは、鉄鋼製品、機械・輸送システム、ICTなどの分野でパートナー関係にあり、今回のMKIとTechMの提携も三井物産グループとマヒンドラグループにおけるパートナーシップの一環となる。MKIとTechMでは、今回提供するSAP製ERPのグローバル保守・運用サービスのみならず、SAP関連ソリューションの開発や、クラウド・IoT・AIなども含めたSAP以外のシステムの開発・保守・運用サービスについても提携を進めていく。
提供価格は要問合せとなる。