ネオラボは2月21日、同社が持つシステム開発のノウハウを活かし、アクトコールならびにテラドローンと提携し、ドローン(小型無人飛行機)を利用した次世代型新サービスの開発に着手すると発表した。
アクトコールでは、水まわり、鍵、ガス・電気設備などのトラブルに24時間365日対応する緊急かけつけサービスを提供している。しかし、日本全国対応ではあるものの、山岳地や離島など、一部エリアにおいては、当該エリアをカバーできる協力会社(ACT-NET)が少ないことにより、サービス提供が不十分であるという課題を抱えていた。
そこで今回は3社それぞれの強みを活かしつつ、ドローンの運搬機能と人間が駆けつける従来の仕組みを融合。これにより、サービス対象エリア拡大とサービス内容の拡充を目指し、2020年の実用化に向け開発、検証実験に取り組んでいくと発表した。
今回の提携における3社の役割は、ネオラボは、ソフトウェア開発及び、エンジニアリソースの提供や企画サポートを行う。アクトコールは、設備トラブル対応サービスの提供。テラドローンは、ドローンの機体や管制システムなどドローンサービスにおけるインフラ部分・ソフトウエア開発・サービスを提供する。