SCSKは2月16日、Check Point Software Technologies(チェック・ポイント)と協業し、セキュリティ分野におけるNFVソリューションを2月から提供開始すると発表した。
具体的には、SCSKがチェック・ポイントの仮想ファイアウォール/UTM「Check Point vSEC Virtual Edition」(Check Point vSEC VE)を、サービス事業者向けに利用ライセンス数に応じた月額課金で販売する。
「Check Point vSEC VE」は、クラウド・仮想基盤においてさまざまなトラフィックを保護する多層防御セキュリティ・ソリューション。L5-7レベルのファイアウォール、アンチボット、IPS、未知の脅威への対応などの機能を単一のインスタンス・ライセンスで利用できる。
「Check Point vSEC VE」の月額課金モデルは、統合管理システム「マルチドメイン・セキュリティ管理」を無償提供するため、単一の管理コンソールで高度なセキュリティ機能の設定や拡張などの一元管理を行うことができるとしている。
また、「Check Point vSEC VE」による防御・検知・分析・対処などのセキュリティ運用もオプションメニューとして提供する。
既にインターネットイニシアティブの「IIJ GIOインフラストラクチャーP2 VWシリーズ」、GMOインターネットの「Z.com Cloud」で活用できるよう準備を進めているという。