シャノンは2月16日、サイボウズの提供する業務アプリクラウドサービス「kintone」と、マーケティングオートメーション「SHANON MARKETING PLATFORM(SMP)」の連携が完了し、同日より提供開始すると発表した。
kintoneは、自分たちに合った業務アプリを容易に作成できるクラウドサービス。アプリの設計や各種運用設定は全てノンプログラミング・マウス操作のみで完了する。これまで、Excelや紙・メールで行われていたデータ共有、ワークフローの受け渡し、業務上のやり取りをkintoneに集約することで、ビジネスオペレーションを飛躍的に効率化させることができる。
SHANON MARKETING PLATFORMは、マーケティングの統合データ管理・活用を実現するクラウドアプリケーション。申込フォームや告知サイトの作成、セミナー/イベントでの申込・来場管理、名刺情報管理、キャンペーン運営業務やメール配信など、マーケティング業務全般の一元的な実施・管理を実現する。
今回の連携により、マーケティングと営業部門がデータを相互に活用した事業活動を実現。具体的には、SMPのリード情報とSFAとしてのkintoneの顧客情報を相互同期することにより、マーケティングから営業部門へ正確でタイムリーなリード供給・共有が可能となる。また、SMPのリード情報に関する活動履歴(インサイドセールスのコンタクト情報など)とkintone上の案件情報や応対履歴情報の相互同期が可能となり、SFA上の顧客接点データにもとづく精度の高いマーケティング施策やその分析、営業活動が可能になる。
価格(税別)は、「kintone」スタンダードコースが1ユーザー月額1500円、「SHANON MARKETING PLATFORM」MAパッケージが月額8万4000円から。