日立ソリューションズは2月15日、残業時間を適切に管理するため、指定時間にPCを自動シャットダウンするシステムを2月16日から販売開始すると発表した。
同システムは、同社の自律型ジョブ自動化ツール「Job Control Platform」と日立ソリューションズ西日本のスマートデバイス対応Webアプリケーション 「Hi-PerBTワークフロー」から構成される。
同システムは、PCを自動終了後、従業員が再起動すると、メッセージが表示され、次の始業時刻まで起動することができない。
このため、残業時間を適切に管理できるようになり、勤務間インターバル規制をはじめとした社内就業ルールの徹底を図ることが可能になる。
従業員は、社内PCをはじめ、スマートフォンやモバイルPCなどから、ワークフローシステムで、上長に就業時間の延長を申請して承認されることで、PCのシャットダウン時間を変更できる。
緊急時は、代理での延長申請・承認も可能なほか、申請履歴が保存されるため、労務監査に役立てることができる。
また、同社の「リシテア/就業管理」と連携することで、申請した従業員の勤務時間や残業時間の実績を上長の承認画面に表示し、上長は長時間労働が続いている従業員の申請に対して、適切な判断を迅速に行うことができるとしている。