伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は9日、経済産業省らが中心となって推進する「プレミアムフライデー」の取り組みに賛同し、2月24日(金)から開始することを発表した。

CTCが社員全員に配布した「退社時間の見える化カード」

同社ではプレミアムフライデーを「働き方変革チャレンジデー」と位置づけ、月に1度、働き方変革を特に意識して実践する日として、遅くとも15時退社を推奨していく。基本的に有給休暇取得を推奨し、それが難しい場合は午後半休を取得して12時に退社など、各種制度を活用して各自が15時までに退社することを想定している。

なお、これまでにもCTCは2014年7月に朝型勤務を本格導入し、2016年4月からは始業時間の繰り上げ・繰り下げを一定枠で認める「スライドワーク」、1時間単位で取得できる「時間単位有休」、モバイルワークといった制度や「退社時間の見える化カード」の導入などで「働き方変革」を進めており、スライドワークや時間単位有休の活用を推進し、プレミアムフライデーの15時退社を実現する見込みだ。