のれんとアリウープは2月8日、のれんのコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)「NOREN(ノレン)」とアリウープのWebサイトの多言語化ソリューション「Spoke(スポーク)」の連携ソリューションを提供開始すると発表した。
企業のグローバルWeb戦略や、2020年を控えて増加が予想されるインバウンド需要を背景に、Webサイトを高い翻訳品質でスピーディに多言語化するニーズが高まっているという。
これまでは、Webサイトのコンテンツ翻訳を翻訳会社に依頼し、数週間かけて外国語のコンテンツを作成していたが、同製品により、ネイティブ翻訳を維持したまま、時差を考慮せずに自社でより迅速かつ低コストに実現できるようになるという。
NORENは、コンテンツ入力の容易性や複数言語のコンテンツを一元管理できることを特長とし、コーポレートサイトをはじめ、Webサイトの種類・規模を問わずさまざまな企業・団体で活用されている。Spokeは、36言語ものネイティブ翻訳者とCMSをシームレスに連携することにより、機械翻訳では難しかった正確かつ高度な翻訳をスピーディに実現する。
連携により、Spokeの画面からNORENに登録したコンテンツを呼び出し、翻訳する言語を選択するだけで手軽に翻訳を発注することが可能になる。また、HTMLを自動生成する機能により、これまで翻訳費用とは別に必要とされてきたHTML制作費が不要となり、トータルコストを従来の約3分の1に削減できる。
NORENの価格は、要問い合わせ。Spokeの価格は、日本語から英語に翻訳する場合は1文字5円から(税別)。