アイティーシーは1月31日、STEM教育向けロボットキットメーカーである中国Makeblockの正規代理店として、同社のロボットキット3種類(「mBot(mBot v1.1 Blue Bluetooth Version)」 、「mBot Ranger(mBot Ranger Transformable STEM Educational Robot Kit)」、「Ultimate 2.0(Ultimate2.0 10-in-1 Robot Kit)」)とオプションキットの日本国内での販売を2017年2月4日より開始すると発表した。

mBotは、対象年齢8歳以上のオールインワンソリューションロボットで、ラインセンサや超音波センサなどをScratchを用いたプログラミングで、リモートコントロールすることが可能。また、専用拡張パーツパック「mBot Add-on Pack(mBot 6本足拡張パック)」を組み合わせることで、ビートルロボ、カマキリロボ、カエルロボへと拡張させることも可能となっている。

mBotの外観

mBot Rangerは、対象年齢8歳以上のキャタピラタイプや二輪自立タイプなどの3種類の走行体を作製可能なロボット。ラインセンサ、超音波センサのほか、ジャイロセンサも付属している。そしてUltimate 2.0は、Makeblockプラットフォームのフラグシップロボットキットで、対象年齢は12歳以上で、100個以上のパーツで構成されており、10種類以上の形態のロボットを作製することができる。

mBot Rangerの外観

なお、店頭予想価格はmBotが1万4000円(税別)、mBot Add-on Packが3800円(同)、mBot Rangerが2万5000円(同)、Ultimate 2.0が5万5000円(同)となっており、同社では販売のみならず、教材の作成やワークショップ、競技大会などの開催も行っていきたいとしている。

Ultimate 2.0の外観