サイバーエージェントのアドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは1月30日、人工知能を活用したチャットプラットフォーム「AI Messenger(エーアイメッセンジャー)」を提供するAIメッセンジャーにおいて、ソフトバンクとPepper for Bizの協業代理店契約を締結し、「ロボットサービス事業部」を設立したと発表した。
AI Messengerは、人工知能を活用したチャットボットプラットフォーム。ユーザーが入力した自然文の意味を自動的に解釈し、FAQデータベースから該当する回答を自動応答する機能のほか、ユーザーが入力した自然文やボタン入力から条件を抽出し、該当する商品・サービスの画像をチャット上にカルーセル形式にて表示するできる機能「Conversation Search」を備え、24時間365日、Webサイト上や各種SNSメディア上など多様なチャネルにてリアルタイムにユーザーの問題を解決する。
今回新たに「ロボットサービス事業部」を設立し、ソフトバンクとのPepper for Biz協業代理店契約締結のもと、企業向けPepperの販売とPepperを活用したソリューションサービスの提供を開始。すでにサービス提供している「AI Messenger」における知見の活用や、人工知能・機械学習を研究する「AI Lab」との連携を通して、人とロボットのコミュニケーション分野において、新しい価値を提供していく。
また、今後の展望として、Pepperに限らず他のコミュニケーションロボットの販売対応を進めると共に、「AI Lab」の知見及び産学連携で進めてきた研究・開発を活かした更なるソリューションサービス展開を目指していくとのこと。