ダイヤモンドメディアは1月27日、リーシングマネジメントシステム「Centrl LMS(セントラル・エルエムエス)」にリーシングレポート作成機能を追加したと発表した。
「Centrl LMS」は、物件データや仲介業者がインターネット上に掲載している情報など、物件ごとに行う必要があったインターネット上の情報を自動収集するサービス。自社物件以外にも周辺地域の競合物件調査も自動化できるため、今まで情報収集や入力等の作業にかけていた担当者の労力を、募集戦略やオーナーとのコミュニケーションなどの高付加価値業務に割り当てることが可能になる。
また、担当者ごとにばらつきのあった「リーシングレポート」の精度と内容を平準化することで、全社的なオーナー対応品質向上を見込める。
今回追加したリーシングレポート作成機能では「Centrl LMS」のダッシュボードからいくつかの項目にチェックを入れてダウンロードボタンを押すだけで、前述した情報が見やすくレイアウトされたレポートをダウンロードできるようになった。事前に行った管理会社へのヒアリングでは「競合物件の条件や設備が一目瞭然なので、社内で空き物件対策を検討する際にも活用できる」といった声も上がっている。
費用は、募集空室数・利用人数に応じた従量課金制となっており、初期費用50万円(税別)、1物件あたり月額100円からの利用できる。