東京都・原宿のラフォーレミュージアム原宿は、岐阜県の教育・研究機関IAMAS(イアマス/情報科学芸術大学院大学)と「Calculated Imagination IAMASが発信するメディアアート展」を開催する。会期は3月10日~3月16日。開場時間は11:00~21:00。入場無料。
《風景と映像 (view or vision)》 2016年 クワクボリョウタ 撮影:椎木静寧 写真提供:宇都宮美術館(2016年) |
《Asemic Languages (形骸化する言語)》2016年 菅野創+やんツー 撮影:菊山義浩 |
《Portrait of Daucus carota》2015年 石塚千晃 |
同展は、1996年に創設され今年度で創立20周年を迎えたIAMASの卒業生、また現在のIAMASを担う教授陣をフィーチャーしたもの。作品展示やトークイベントなどによって、メディアアートの新しく、楽しく、驚きに溢れた世界を広く知ってもらうため、ラフォーレ原宿とIAMASが共同で企画し実施する。
IAMASは、先端的技術と芸術的創造の融合を建学の理念とし、先進的なアイディアによって未来の社会と文化のかたちを提案し実践することを目指す教育・研究機関で、クワクボリョウタ、真鍋 大渡、長谷川愛、三原聡一郎、菅野創、山城大督などのメディア・アーティスト、セミトランスペアレントデザイン、GOCCO.などのデザインファクトリーやエンジニア・研究者などを卒業生として輩出している。同展での展示アーティストは、クワクボリョウタ、三原聡一郎、菅野創、菅野創+やんツー、山城大督、村山誠、石塚千晃が参加するということだ。
また、同展の開催に際し、3月10日18:00~21:00にクラブイベント「NxPC Live in Tokyo」/NxPC.Labが開催される(3月11日に別会場でも関連イベントとして開催予定)。そのほか、アーティストトークが3月11日・12日の14:00~16:00に、ライブパフォーマンス「IAMASONIC BEYOND」が3月11日18:00~21:00、スキャニングセッション「3Dスキャニング技術を用いたインタラクティブアートの時空間アーカイブ」が会期中随時開催される。