fossBytesに1月23日(米国時間)に掲載された記事「Asus Launches "Tinker Board" - A Mini PC And A Raspberry Pi-killer」が、ASUSからRaspberry Piのようなシングルボートコンピュータ「Tinker Board」が公開されたと伝えた。「Tinker Board」はRaspberry Pi 3と比較してより高速なプロセッサと容量の大きな主記憶メモリを搭載している。ASUSから正式な発表はないが、イギリスのB2B向けに電子機器を販売しているWebサイト「CPC」で55ユーロ(税込み)で販売されている。
「Tinker Board」の主な仕様は次のとおり。
- CPU: Rockchip RK3288 ARM Cortex-A17 (Quad-core)
- MEM: 2GB dual channel LPDDR3
- Graphic: HDMI / ARM Mali-T764
- NIC: 10/100/1000 Ethernet Jack
- Bluetooth 4.0
- \802.11 b/g/n
- USB 2.0 x4
こうしたシングルボードコンピュータは廉価で一通りの機能を備えていることからさまざまなシーンで活用されている。多くの場合サポートしているLinuxディストリビューションが存在しているか、WindowsやUNIX系オペレーティングシステムがサポートしておりPCと同じ要領で使えるため扱いやすいといった点も人気の要因となっている。