Microsoftは1月19日(米国時間)、「Windows 10 v1607 media now available|Windows for IT Pros」において、「Windows 10 version 1507」のサポートが約60日後となる3月26日で終了すると伝えた。3月26日以降も「Windows 10 version 1507」を使い続けることはできるが、セキュリティアップデートやバグ修正といったアップデートは提供されなくなる。
「Windows 10 version 1507」はMicrosoftが2015年7月29日に一般提供を開始した初期バージョン(Windows 10 release information|Microsoft IT Center)。以降、Windows 10 version 1511とWindows 10 version 1607が提供されており、本稿執筆時点で、MicrosoftはWindows 10 version 1607の使用を推奨している。「Windows 10 version 1507」はあと2カ月ほどでアップデートの提供が終わることから、この猶予期間の間にアップデートが提供されるWindows 10 version 1607またはWindows 10 version 1511へアップデートすることが望まれる。
MicrosoftはWindows 10をローリングリリースモデルに近い形で提供していくとしており、常に最新のバージョンへのアップグレードを続けるモデルになっている。Windowsのみならずほかのオペレーティングシステムも同様のリリースモデルへ移行しつつあり、常に最新版を使い続けるという方法が普及してきている。