キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は1月24日、富士通とSoE(Systems of Engagement、価値創出型システム)領域のシステム開発事業分野で協業すると発表した。

具体的には、「FUJITSU Software パートナープログラム」を利用し、キヤノンITSのWebアプリケーション自動生成ツール「Web Performer(ウェブパフォーマ)」と、OSSのPostgreSQLをベースとする富士通のデータベース「FUJITSU Software Enterprise Postgres」の連携検証を行い、2月上旬から提供。顧客企業のSoE領域におけるシステム開発を支援していく。

連携ソリューションのシステム概要図

「Enterprise Postgres」と「Web Performer」はいずれも「サブスクリプションライセンス」での利用が可能なため、スモールスタートが可能。

両社は今回の協業により、モバイルやクラウドのICT技術を利用しながら、顧客のニーズや変化を先回りして理解し俊敏かつ持続的な対応が求められるSoE領域でのシステム開発と、競争優位を獲得するためのイノベーション創造を支援していくとしている。