シャープは1月23日、中国・深センに家電製品の研究・開発センターを新たに設立したと発表した。
同センターはシャープが2016年12月に設立した、同社グループの中国事業を統括するSharp Universal Technology (SZ)(SUT)内に、中国やASEAN地域のユーザーニーズにフィットした家電製品(白物家電およびAV機器)の開発強化に向けて設立。鴻海精密工業グループの研究・開発拠点も隣接しており、同グループのリソースを最大限に活用し、相乗効果を発揮していくとする。
同社は、世界一の人口を有する中国や急速な市場拡大が見込まれるASEAN市場での事業拡大を最重点課題として位置づけている。