日立製作所は、通天閣観光が運営する通天閣のLED・ネオン広告を全面的にリニューアルし、2月10日(ツーテンの日)より点灯を開始すると発表した。
通天閣のネオン広告は、通天閣が再建された翌年の1957年7月より日立が掲出。約5年のサイクルでリニューアルしており、今回が13回目となる。今回のリニューアルによって、広告部分が従来の6色から12色となり、ネオン管は既存総本数が30本増えて1,979本となった。これにより、1年を12色のバリエーションで表現することができるようになった。
また、大時計は従来のアナログ式からLEDビジョンに変更され、通天閣の歴代時計の盤面デザインや、季節に応じた動画ビジョンの表示が行えるようになった。通天閣で使われるLEDの総数は1万9,650個から3万2,579個へと大幅に増えるが、電力容量の増加は200kwh/月(改修前:約5,500kwh/月、改修後:約5,700kwh/月)となっている。
なお、リニューアルが完了したLED・ネオン広告は、2月10日(ツーテンの日)の18:20頃に点灯し、同日には関係者向けの点灯式典を開催。式典当日は通天閣の過去と未来をテーマにした当日限りの特別イルミネーションショーを実施し、その様子は日立製作所公式Facebookにてライブ中継される。