インテリジェンスビジネスソリューションズ(IBS)は1月17日、ITアウトソーシングサービスの独自のプロジェクト運用メソッド「iBiQ(アイビック)」を刷新したと発表した。
「iBiQ(Integrated Basis for Intelligence Quality management system)」は、システムやネットワークの保守・運用、各種サポートデスクなどのアウトソーシングを手がける「ITアウトソーシングサービス」のサービス品質管理を目的に、IBSが独自開発をしたプロジェクト運用メソッド。
ITサービスマネジメントの国際規格/「ITSMS(ISO/IEC20000)」やベストプラクティス/「ITIL」をベースに、「iBiQ」を活用することで、円滑なプロジェクト組成と早期のパフォーマンス提供、および安定的で高品質なサービスを提供する。
これまでの「iBiQ」は、プロジェクトの安定的な運用と、高品質なサービスの提供を目的とした構成となっていたが、それに加え刷新後は、社員各自が顧客の本質的な課題を発見し、解決策を提案することを追加した。
具体的に、プロジェクトを運営するために必要な要素として、7つの視点と29項目のプロセスで構成し、プロジェクト運営において必要な要素として「1.ミッション/スコープ」「2.組織/人材/育成」「3.運用(プロセス)」「4.管理/改善」「5.報告」「6.メンバーマネジメント」の6つの視点を掲げていたが、同改定において、「5.フェーズの終結」「6.ヒューマンマネジメント」に変更、「7.営業」を追加した。
これにより、これまでの「プロジェクトを効率良く運営していく」という視点から、「さらなるプロジェクトの効率化」「改善を続けていくことで次の提案につなげ、顧客のビジネスの拡大に貢献する」という要素を含めた。
これによりIBSは、さらなる品質向上の実現、顧客の期待以上の成果を発揮する、ITアウトソーシングサービスの提供を目指すとしている。