NXP Semiconductorsは1月16日、スマートホーム/モビリティアプリケーションで増大するオーディオ/ビデオ・システム要件に対応したアプリケーションプロセッサ「i.MX 8Mファミリ」を発表した。
同製品ファミリは、ストリーミング・ビデオ機器、ストリーミング・オーディオ機器、音声制御アプリケーション向けに開発されたもので、最大4個の1.5GHz ARM Cortex-A53コアと1個のCortex-M4Fコア、フレキシブルなメモリ・オプション、高速コネクティビティ・インタフェースを備え、フル4K UltraHD解像度とHDR(ドルビービジョン、HDR10、HLG)のビデオ品質、プロ用オーディオの高いレベルの忠実度、最大20のオーディオ・チャネル、DSD512オーディオを提供する。
なお、i.MX 8Mの限定的なサンプル出荷は2017年第2四半期に開始予定で、本格的な出荷開始は2017年第4四半期を予定している。また、i.MX 8マルチセンサリ・イネーブルメント・キット(MEK)もi.MX 8Mシステムのプロトタイピング向けに供給される予定だという。