クリエイティブサーベイは1月16日、企業向けに特化したリサーチシステム「CREATIVE SURVEY for Enterprise」の機能アップデートを実施した。
「CREATIVE SURVEY for Enterprise」は、ASPで提供するアンケート機能に加え、独自ドメインの利用や専用サーバ領域の構築・利用が可能な企業向けリサーチシステム。
今回、5つの新機能を追加した。マーケティングツールやコンテンツとしての活用など、従来のアンケートツールでは限定的だった活用領域を大きく広げ、より良いアンケートコミュニケーションを実現できるという。
新機能として、サブドメインの割り当てができる「サブドメイン機能」を追加。導入企業ごとにサブドメイン(xxx.svy.oooの「xxx」部分)を設定できる。
「スクリプト機能」では、アンケートへのタグ設置機能(広告配信タグ、アクセス解析タグなどの埋込機能)が利用できるようになった。サブドメインに対応することで、ステップごとにJavaScriptを記述できるようになる。ステップごとの記述により、分岐機能からの広告タグの設置やアンケート回答と解析ツールの紐づけが可能になるので、マーケティングへ応用できる。また、実施したアンケート結果をもとに広告の効果的な出し分けも行える。
あらかじめ作成した質問内容のテキストデータをコピー&ペーストするだけで、アンケート作成画面に一括で入力できる「質問一括エディタ機能」を追加。シンプルなアンケートであれば、質問の入力時間を削減できる。
「スコアリング機能」は、質問の結果に対してスコアが付けられる機能。正解・ハズレを判定させ、キャンペーンでのクイズや簡単なテストコンテンツに利用できる。スコアによる分岐設定に対応しているので、「点数の低い場合はやり直し」といったことも可能。また、顧客の回答に合わせたロイヤルティスコアの計測など、幅広い用途に活用できる。
従来の「~である」「~でない」であった条件設定から、「を含む」「を含まない」など5種類の条件設定が追加された。また。フリーアンサー(自由回答)にも設定が可能。回答(テキスト)に含まれる特定のワードを分岐条件とすることで、より柔軟で高度な分岐ロジックが可能になる。分岐条件のコピー機能も追加され、設定作業の軽減が見込める。
CREATIVE SURVEY for Enterpriseの価格は、要問い合わせ。