Synopsysは1月10日(米国時間)、プログラミング言語「Fortran」で開発されたソフトウェアコードの欠陥や異常を特定するための静的解析ツールを提供する蘭Forcheckからの技術資産買収を完了したと発表した。
同買収により、Synopsysの静的解析ソリューション「Coverity」が、Fortranで開発されたソフトウェアのコード解析に対応することが可能となった。これにより、CoverityがサポートするC/C++、Objective-C、C#、Java、JavaScript、PHP、Python、Ruby、Node.js、Androidといったプログラミング言語にFortranが加わることとなる。
なお、同社では、ソフトウェア・インテグリティ・プラットフォームを通じて、ソフトウェアのクオリティとセキュリティを向上させるための最先端ソリューションを提供していくとしており、今回の静的解析機能の追加により、その機能が強化され、より商機が拡がることとなるとコメントしている。