グレープシティは1月12日、ASP.NETアプリケーション開発用表計算グリッドコンポーネントの最新版「SPREAD for ASP.NET 10.0J(スプレッド)」を2月15日に発売することを発表した。1開発ライセンス価格は17万2000円(税込)。

「SPREAD for ASP.NET」は、WebアプリケーションにMicrosoft Excelと互換性のある表計算データグリッドを実装できるASP.NET用コンポーネント。

データの一覧表示、ソートやフィルタリング、列のドラッグ移動といったデータ操作や、チャート、条件付き書式、スパークライン、グループ化を使用したデータの可視化など、Excelで利用される頻度が高い機能を備えている。

今回発表された新バージョンでは、チャートコントロールの提供、SPREADの持つ表計算機能をほかのコントロールに付与するエクステンダの追加などが行われている。

Excel互換機能の強化としては、Excel 2016から登場した7種類のチャート(ツリーマップ、サンバースト、ヒストグラム、パレート図、箱ひげ図、ウォーターフォール、じょうご)を利用できるようになった。シート全体のスタイル設定を一括で行うシートスキンには、Excel 2016スタイルが追加された。

Excel 2016から登場した7種類のチャート

Excel 2016スタイルのシートスキン(カラフル/濃い灰色)

そのほか、新たなコントロールとして、チャートコントロールと数式エクステンダを追加され、チャートコントロールは、SPREAD上だけではなくWebページの任意の場所に配置することができる。