アット東京は1月12日、インターネットマルチフィードがアット東京 中央センター(以下「CC1」)内に同社の新たな接続拠点を開設し、2017年4月からインターネット相互接続サービスである「JPNAPサービス」の提供を開始すると発表した。
アット東京によれば、現在日本では、国内外のネットワークへの接続拠点を持つデータセンターの拠点数が限られており局所化が進んでおり、IX、インターネットサービスプロバイダー、コンテンツ配信などのネットワーク接続性が重要となるサービス事業者のビジネス拡大に向けて、拡張性と接続性の高いデータセンターが求められているという。
新たに提供される「JPNAPサービス」は、接続ネットワーク数が130以上、最大交換トラフィック量が800Gbps以上(2016年12月時点)のアジア最大級のインターネット相互接続サービスで、アット東京のデータセンターサービスを利用するISP、データセンター事業者、金融機関、企業などを対象にしたレイヤ2のインターネットエクスチェンジ(IX)サービスとなる。
「JPNAPサービス」では、これからのIoTやクラウドサービスの普及に伴うインターネットトラフィックの増大を見据え、顧客のビジネスの発展のために、さらなる拡張性と安定性を兼ね揃えた接続サービスを提供するという。