日本マイクロソフトは1月11日、月例のセキュリティ更新プログラムを公開した。今回、4件のセキュリティ情報が新規で公開され、深刻度が「緊急」のものは1件、「重要」のものが3件となっており、3件の脆弱性に対処したとしている。

2017年1月のセキュリティ情報 資料:日本マイクロソフト

深刻度が最も高い「緊急」のセキュリティ情報は「MS17-003」で、Adobe Flash Player用のセキュリティ更新プログラム。この脆弱性を悪用されると、遠隔の第三者によって任意のコードを実行されるおそれがある。

  • MS17-001→Microsoft Edge 用のセキュリティ更新プログラム(3214288)
  • MS17-002→Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(321429)
  • MS17-003→Adobe Flash Player 用のセキュリティ更新プログラム (3214628)
  • MS17-004→Local Security Authority Subsystem Service 用のセキュリティ更新プログラム (3216771)

マイクロソフトによると、セキュリティ更新プログラムの情報は、2017年1月までは「マイクロソフト セキュリティ情報」および「Security Update Guide」の両方で公開されるが、2017年2月の月例のリリースからは「Security Update Guide」でのみ公開される予定とのこと。