クックパッドは10日、人工知能技術戦略会議、内閣府、文部科学省が主催する「第1回AIチャレンジコンテスト」(応募受付期間:1月10日~3月9日)において、料理画像データの提供で協力すると発表した。

AI開発コンテストにおいて、クックパッドの投稿画像データが用いられる

「第1回AIチャレンジコンテスト」は、日本国内の学生・社会人を対象に、先端的な人工知能技術の開発とビッグデータ活用の能力を競う場として開催される。第1回は「画像認識」がテーマ。レシピサービス「クックパッド」内のユーザーが投稿した料理画像データを使用して、参加者は料理の領域検出・分類の画像認識アルゴリズムの作成に挑戦する。

同コンテストで実施される「料理の画像認識」は、同じ料理でも作り手によって形状や使われている素材にばらつきが多いため、アルゴリズムの作成が比較的難しい領域と言われている。同社は、「コンテストへの協力を通じて画像認識技術が向上し、日々のレシピ選びに今までにない新しい体験を生み出してくれることを期待しています」とコメントした。

なお、同コンテストの参加費は無料。詳細については「第1回AIチャレンジコンテスト」Webページを参照のこと。