ジェムアルトは1月4日(欧州時間)、IoTソリューション向けに専用チップセット「EMS31」を用いたLTEカテゴリM1(Cat M1)無線モジュール「Cinterion LTE カテゴリM1ソリューション」を提供すると発表した。
同ソリューションは、LTEマシン型通信(MTC:Machine-Type-Communication)を提供するほか、省電力機能が向上した省電力広域(LPWA)モジュールであり、10年以上のバッテリー寿命を実現することも可能だという。
高効率なLTEスペクトルで動作し、単一のハードウェアデバイスから10以上のLTE周波数帯域に対応可能なため、グローバル展開も容易に実現することが可能。今後、同ハードウェアでは、LTE NB-IoTプロトコルでの動作に対応する予定だという。
また、既存のCinterion製品群と同じフットプリントを採用しているため、既存の2G/3Gデバイスからの移行も容易に実現することができるという。
なお、サンプルについては、2017年初頭にVerizon 4G LTEカテゴリM1ネットワークで発表される直前に入手可能になる予定だという。また、同ネットワークは、2017年第1四半期末までに米国全土を網羅する予定だという。