Lumina Desktop Environment開発者らは1月3日(米国時間)、「Version 1.2.0 Released|Lumina Desktop Environment」において、Lumina Desktop Environmentの最新版となる「Lumina Desktop Environment 1.2」の公開を伝えた。軽量化と機能追加の双方が取り組まれたバージョンとされており、ベースをさらに軽量化しつつ、プラグインやユーティリティとしてさらに多くの機能が追加されている。
「Lumina Desktop Environment 1.2」の主な変更点は次のとおり。
- Luminaライブラリ(libLuminaUtils.so)を完全に排除
- Luminaテーマエンジンをすべてのユーティリティから排除(すべてのアプリケーションがグローバルGt5テーマエンジンを使うときにだけデスクトップから利用されるのみになる)
- 新しいパネルプラグインの導入(audioplayer、jsonmenu)
- 新しいメニュープラグインの導入(lockdesktop)
- 新しいユーティリティの導入(lumina-archiver)
- そのほか各種アプリケーションの改善
Lumina Desktop Environmentは軽量高速のデスクトップ・インタフェースの実現を目指して開発されている環境。ベースとなる部分を軽量高速に保ちつつ、必要な機能はプラグインで実現する仕組みを採用している。現在UNIX系のオペレーティングシステムで主流のデスクトップ環境が重量を増していることに伴う使いにくさを解消することを目的の1つとしている。