HandBrakeチームは12月24日(フランス時間)、「HandBrake 1.0.0 Released|HandBrake: News」において、HandBrakeの初のメジャーリリースバージョンとなる「HandBrake 1.0.0」の公開を伝えた。
HandBrakeはマルチプラットフォーム(Windows、Mac、Linuxなど)に対応したビデオ変換ツール。さまざまな形式に変換することが可能で、オープンソース・ソフトウェアで開発されている同種のツールの中では特に人気がある。
「HandBrake 1.0.0」の主な新機能や変更点は次のとおり。
- ビデオ関連機能の改善や機能追加、バグ修正
- 字幕レンダリング機能の改善
- サードパーティ製ライブラリのアップデート
- わかりやすいオンラインドキュメントの提供開始(ベータ段階、英語のみ)
- 各種既定値を現在の状況に合わせてチューン済み
- オーディオ/ビデオ同期エンジンを改良
HandBrakeチームは13年間という長期にわたる開発の後に初のバージョン1.0.0を公開したと伝えている。HandBrakeチームはHandBrakeのオフィシャルソースはHandBrakeのWebサイトだけとしており、ほかのサービスなどにミラーすることはないとしている(ただし、Linux PPAは除く)。したがって、HandBrakeをダウンロードする際はHandBrake Webサイトから実施することが望まれる。