M-SOLUTIONS(M-SOL)は、ソフトバンクロボティクスが提供する人型ロボット「Pepper」の動作設定を簡単に行えるM-SOLのオリジナルサービス「Smart at robo for Pepper」のバージョンアップを行った。
「Smart at robo for Pepper」は、「簡単操作であなただけのPepper動作を」をコンセプトに、複雑になりがちなPepperの動作開発を効率化し、自由に動作設定を行えるサービス。今回の新機能追加・既存機能改善により、複数台のPepperが一斉に、あるいは連動した動作ができるようになるなど、空港や展示会場など広い場所で複数台のPepperを利用する際の設定が簡単にできるようになった。
また、録音機能が追加されたことで、これまでの選択式のアンケートよりも幅広い利用者の声を集め、Pepperを通して聞くことが可能となっている。さらに、設定したセリフや動作の再生タイミングについて、曜日や時間の指定だけでなく、期間や日時を設定できるようになり、クリスマスやバレンタインなどイベントや期間限定キャンペーンに合わせた再生設定ができるようになり、Pepperがより情報収集や宣伝に活用しやすくなったという。
なお、バージョンアップ後の機能は、既存のユーザーも追加費用なく利用することが可能。同社は、羽田空港でロボット製品の実験導入を行う「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2016」の第1期参加事業者のうちの1社に選ばれている。