シャノンは12月19日、同社のマーケティングオートメーションツール「SHANON MARKETING PLATFORM(SMP)」に、マーケティングKPIの管理・活用ができる「ゴール機能」を搭載すると発表した。2017年2月より提供を開始する。
SMPは、マーケティングオートメーションと統合データ管理・活用を実現するクラウドアプリケーション。申込フォームや告知サイトの作成、セミナー/イベントでの申込・来場管理、キャンペーン運営業務やメール配信など、マーケティング業務全般の一元的な実施・管理を実現する。
オンライン・オフラインを問わず、行動履歴を自動で見込み客データと紐づけて蓄積データの管理を一本化。属性や履歴を横断したリードの検索・抽出やスコアリング機能でリード評価の品質を向上させることにより、商談機会の創出に貢献する。
今回提供するゴール機能は、商談数、資料請求数、リード獲得数などのマーケティングKPIの登録から、登録されたKPIのリアルタイム予実管理と着地予測、さらには条件到達者の行動データを使った要因分析などが可能になる機能。
ゴール機能を利用することで、クラウド上でマーケティングKPIの予実管理を実現し、マーケティングに関わるすべてのメンバーが共通の指標、認識をもってコミュニケーションをとることが可能になる。また、各数値情報はリアルタイムに更新されるため、目標値に未達が予測される場合に迅速なリカバリプランの検討と実施が行える。
ダッシュボード上では、ゴール条件に到達した見込顧客や顧客が閲覧していたWebページやメール、セミナー、キャンペーンが分かるビジュアルレポートが提供されるため、マーケティング施策がゴールに貢献しているのかが直感的に理解できる。
これらのゴール機能を通じて、シャノンは、マーケティング実務者・管理者から経営層まで、幅広い階層の方々が共通のゴールを設定し、マーケティング成果の最大化に向けて相互協力できる環境を提供するとしている。