Windows 10ゴミ箱のプロパティ

fossBytesに12月16日(米国時間)に掲載された記事「How To Delete File Permanently Without Sending It To Recycle Bin In Windows 10?」が、Windows 10において削除したファイルをゴミ箱に移動せずにそのまま削除する動作をデフォルトに設定する方法を伝えた。ゴミ箱の中身を定期的に削除するような運用をしており、一旦削除したファイルを元に戻すといったことをしないのであれば、ディスクの空き容量を確保する方法として利用できる。

Windowsでは通常、削除したファイルはゴミ箱と呼ばれる領域にストックされ、あとから削除したファイルを戻すことができるようになっている。これは便利な機能である反面、削除したファイルが実は移動しただけであるため、ディスク容量を食い続けることになる。特にディスクサイズが小さいPCなどではこの動作が問題になることがある。

ゴミ箱のプロパティダイアログを開き、設定を変更したいディスクを選んだ上で「ゴミ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する」というラジオボックスにチェックを入れることで、削除したファイルを一旦ゴミ箱に移動させずにそのまま削除することができる。

Shiftキーを併用すると、ゴミ箱に移動させずに直接削除することもできるが、前述したように設定を変更することで、デフォルトの動作に設定することができる。