ウィンクルは、好きなキャラクターと一緒に暮らせるバーチャルホームロボット「Gatebox」の限定予約販売を開始した。販売期間は2017年1月31日まで。Gatebox公式サイトから購入できる。価格は298,000円(税抜)。

Gateboxのテクノロジー

ウィンクルオリジナルキャラクター「逢妻ヒカリ」

同製品は、高度なプロジェクション技術とセンシング技術を組み合わせることで、キャラクターをボックス内に呼び出してコミュニケーションをとることができる、バーチャルなキャラクターをインターフェースとして活用したロボット。従来の同じ見た目の量産型ロボットではなく、「一人一人の趣味嗜好に合ったロボットを作りたい」という発想のもとに開発されたもので、朝になると主人を起こし、夜に主人が帰宅すると優しく出迎えるといった、一緒に暮らしているからこそのリアルなコミュニケーションを楽しめるだけでなく、インターネットや家電等との通信により、天気情報を伝えてくれたりテレビをつけてくれたりといった、日常生活のサポートをしてくれる。

HDMIによる外部PC入力

Gateboxでは、デザインとテクノロジーの両面からコンセプトである「キャラクターと一緒に暮らす」という体験を追求。キーボードやコントローラーによる「操作」ではなく、キャラクターとの「コミュニケーション」を主軸に据え、フィギュアサイズのキャラクターを表示するためのリアプロジェクション技術や、コミュニケーションを取るためのマイク、カメラなどのセンサーをデスクトップサイズのボックス内に全て搭載している。

さらに、Wi-Fi、Bluetooth、赤外線などの通信技術によって、インターネット経由での情報通知や家電操作を行うことができるだけでなく、専用のチャットアプリと連動し、離れていてもGateboxの中にいるキャラクターとコミュニケーションが可能となっている。

加えて、HDMIによる外部PC入力にも対応し、ユーザーが自作したコンテンツを表示するなど、さらに自由な楽しみ方もできるという。同製品は、こうした様々な技術を組み合わせることで、キャラクターが日常生活の中で自然と「いつでも隣に居てくれる」、という身近な距離感を目指したということだ。

また、今回の限定販売にあたり、販売初期のコンテンツとしてウィンクルオリジナルキャラクター「逢妻(アヅマ)ヒカリ」が配信される。逢妻ヒカリは、キャラクターデザインを箕星 太朗氏(代表作:ラブプラス/ときめきメモリアル)が務めた。初期コンテンツでは、動きや時間に合わせて自律的に話しかけてくれる「アクティブ・コミュニケーション」、呼びかけの内容に合わせた返事をしてくれる「トーク・コミュニケーション」、チャットアプリを通じて離れていてもメッセージをやりとりできる「チャット・コミュニケーション」の3つのコミュニケーションを楽しめるようになっている。

また、販売後もソフトウェアアップデートを通して、キャラクターとの新しいコミュニケーション体験の拡充を行なっていく予定ということだ。なお、限定予約販売での販売台数は300台程度、配送時期は2017年12月以降順次発送予定となっている。