freeeとPayPal(ペイパル)は12月13日、業務提携を開始すると発表した。これにより、ペイパルの入出金データをfreee上に同期できるほか、freee利用料支払いにペイパル決済が選択できるようになる。
今回のAPI連携により、ペイパルのログインID/パスワードを保存することなく、ペイパルでの入出金データを、クラウド会計ソフト freee上に自動で同期できるようになった。これにより、飲食や小売などの事業者やECサイト販売事業者は、面倒なデータ入力などの作業をすることなく、日々発生する決済情報を自動で会計データとして登録することで、バックオフィス業務の大きな効率化が可能になる。
また、freeeが提供する各種サービス利用料金の支払いにペイパル決済が利用可能になった。さらに、ペイパル決済を選択したユーザー向けに、freeeのサービスを優遇提供するキャンペーンの実施など、両社のサービス認知獲得、利用促進を狙った共同マーケティングを展開する。
今後は、両社の連携を強化し、freeeの請求機能とペイパルの決済機能とを連携させるサービスの検討も進めていくという。