富士通は12月8日、顧客ワークスタイル変革を実現するコミュニケーション基盤の企画から設計、導入、運用、利活用促進までをトータルに支援するサービスを「FUJITSU Enterprise Application デジタルグローバルコミュニケーションサービス」として体系化し、提供開始すると発表した。

同社はワークスタイルの多様化に迅速に対応していくため、グローバルで16万人の従業員のコミュニケーション基盤を2015年に統一。さらに2016年から、先進技術を継続的に適用できるように、マルチクラウド環境への移行を進めている。

富士通が提供するコミュニケーション基盤

新サービスは、そうした社内実践を通じて浮き彫りになった課題とその解決手法などのノウハウをベースに、ワークスタイル変革の企画から、コミュニケーション基盤の導入、運用、利活用の促進までをトータルに支援する。

具体的には、グローバルなコミュニケーション基盤の社内実践、150万人の顧客への導入実績から得た知見とノウハウをベースに、一連のプロセスをフェーズごとにモデル化した「Readyコンセプト」に基づいて提供する。

同サービスは「Approach(企画)」「Made(設計・導入)」Managed(運用設計・運用)」「Collaboration(定着化・利活用)」の4つのサービスから構成される。

価格は、「Approach」が690万円から、「Made」が630万円から、「Managed」が運用設計が96万円から、運用が月がkう105万円から、 「Collaboration」が690万円からとなっている。

「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」体系図