サーバーワークスは12月8日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の運用を自動化するサービス「Cloud Automator(クラウドオートメーター)」において、顧客のAWS上のWindowsサーバ環境におけるWindows Updateを自動化する新機能を追加したと発表した。

Cloud Automator概要図

Cloud Automatorは、さまざまなAWSの導入支援・運用プロジェクトで培ってきたノウハウをまとめ、「ジョブ自動化」や「構成レビュー自動化」などの機能を提供するWebサービス。

ジョブ自動化機能は、EC2インスタンスのタイマーによるstart/stopといった基本的な運用から、EBSボリュームのスナップショットを取得しつつ世代を管理する機能など、実際の運用経験に基づく機能がアクションとして提供されているので、AWS運用経験の少ないユーザーでも、運用をセルフサービス化することができる。

また、構成レビュー自動化機能は、セキュリティホールがないか、無駄なコストがかかっていないか、といった目には見えない課題を可視化し、それらの通知を自動的に受け取れる機能。そのため、AWSの正しい運用方法やセキュリティ知識が少ない場合もAWS環境を運用できる。

今回提供するのは、AWS上のWindowsサーバ環境に対し、自動的にUpdateを適用できる機能。複数台のWindowsサーバのWindows Updateを管理する場合、一般的にWSUS(Windows Server Update Services)サーバを利用する。しかし、今回リリースしたWindows Updateの自動化ジョブ機能を利用することで、WSUSサーバがない環境であっても、複数のWindowsサーバに対して、指定したスケジュールや、HTTPリクエストなどをトリガーとしてWindows Updateを実行できるようになる。

提供価格(税別)は、アクティビティ上限200件/単価80件のProプランが2万4000円から。