XYZプリンティングジャパンは12月8日、1つのノズルで2色出力が可能なデュアルフィードシステムを搭載した3Dプリンタ「ダヴィンチ Jr. 2.0 Mix」を発表した。
ダヴィンチ Jr. 2.0 Mixは「単色モード」「多色モード」「グラデーションモード」の3出力モードを搭載。新開発のデュアルフィードシステムにより、2色のフィラメントからさまざまな色を組み合わせた造形が可能となっている。例えば「多色モード」では1つのデータにつき、1つの色を設定する事ができ(例:データ4つなら4色、最多で9つ)、そのデータを組み合わせることで多色出力を実現。また、「グラデーションモード」では2色のフィラメントをセッティングし、ソフトウェアからそれらの色を好みの比率で配合できる。造形物の高さに対し複数の色のエリアに分けたり、グラデーションの設定も可能だ。
本体サイズは420(幅)×430(奥行)×380(高さ)mmで、最大造形サイズは150×150×150mm。レイヤ解像度は0.2~0.4mmの範囲で設定可能。
なお、同日から2017年2月27日まで、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」にて先行予約販売を実施し、2017年3月より順次出荷する。先行予約販売プランは7万7587円~15万1295円の7種類が用意されている。