テラスカイは12月6日、グループウェア「mitoco」は、2017年1月13日に文書管理機能、アドレス帳機能の追加などを含むバージョンアップを行うと発表した。また、iOSネイティブアプリを、2017年1月31日より提供開始する。

mitocoは、クラウドベースのグループウェア。一般的なグループウェアの機能を網羅しつつ、カスタムアプリケーションの追加、APIによる外部連携、IoTといったクラウドならではの拡張性に優れている。

今回のメジャーバージョンアップでは、直感的な操作が可能なiOSアプリの提供と、最新のファイルをメンバーでスムーズに共有できる「文書管理」機能、個人の内線番号やメールアドレスなど必要な情報にすぐにアクセスできる「アドレス帳」の2機能を追加する。

モバイルアプリ(iOS版)

さらに今回、iOSネイティブアプリとして「mitoco Calendar」「mitoco ToDo」「mitoco Talk」の3アプリを提供する。デスクトップ版と連携し、モバイルならではの操作感やプッシュ通知などの機能が特長だとしている。

カレンダーアプリ「mitoco Calendar」は、週・月の表示切り替えができ、月の表示ではカレンダー形式とリスト形式の表示を用意している。自分が招集されたが、まだ「未返答」の予定をタブの切り替えで確認したり、IoTセンサーで会議室の状況を確認することも可能。また、急な会議が入ったときでも、社外から会議室のリアルタイムな空き状況をチェックし、即時に予約を入れることができる。

ToDoアプリ「mitoco ToDo」では、タスクを一覧で確認でき、タップするだけで詳細の閲覧や完了報告ができる。さらに、タスクを割り振られた時、編集された時、削除された時にプッシュ通知を受け取れるので、見逃しも防げる。

トークアプリ「mitoco Talk」では、1対1など少人数でのメッセージのやりとりを行う「メッセージ」と、あらかじめグループを作成してその中でコミュニケーションができる「ルーム」の2つの機能を提供する。

文書管理

Excel、PowerPointなどのOffice系ファイルやPDFデータなど、一般的なデータファイルの保存・管理ができる。ファイルのアップロードから情報の参照、プレビューや設定変更までを1画面で行えるため、効率よく最新のファイルを管理することが可能。また、さまざまなソート機能やお気に入り登録を活用することで、個人の使いやすい画面をカスタマイズでき、よりスムーズなファイル共有を実現する。

アドレス帳

個人のメールアドレスや内線番号など、必要な情報へすぐにアクセスできる。部門や設定された公開グループでの絞り込みも可能。システム管理者はユーザー作成をアドレス帳から行える。